2021-12

妄想してみた

In his childhood

木枯らしが吹き荒ぶ寒い日。  ハールが青い閃光と共に執務室に現れたのは、午後の早い時間だった。  ゼロが事故で古い魔法薬を浴びてしまった。  その知らせを聞いたハールは、軍からの使いを魔法の塔に残したまま、単身魔法で瞬間移動してきたのだ。 ...
妄想してみた

Childhood’s end

ポットにお湯を注ぎ、紅茶が抽出されるのを待つ。手持ち無沙汰で窓の外をぼんやりと眺めていると、薄曇りの空から、ちらりちらりと白いものが舞い始めた。  どうりで朝から冷えるわけだ。  ハールは暖炉に薪を足した。  暖炉の前では、ここまで大はしゃ...